
『フードロス(食品廃棄)』という言葉聞いたことはありますか?
日本では昨今、少子高齢化や人口減少等が騒がれていますが、世界規模で注目すると人口は増え続けているのです。
人口が増加することにより、食糧難に陥っている地域がたくさんあります。
しかし、日本を始めとした先進国ではフードロスが問題となっています。
様々な原因は考えられますが、現在フードバンクなどの団体の活動が注目されています。
そこで、私たちにも出来ることはあるのではないでしょうか!
この記事では、社会問題となっているフードロスを解決するべく運営されているサービスをいくつかご紹介いたします。
目次
TABETE
「TABETE(タベテ)」は株式会社コークッキングによって運営されているサービスです。
フードシェアリングサービスの先駆けとして、様々なメディアにも掲載されています。
気になる仕組みは、
- 突然の悪天候等によって客足が遠のいた
- 閉店時間やランチタイム終了
場合等により、フードロスが発生する可能性があるときにTABETEに登録しているお店がその内容を掲載することで利用者にお知らせします。
お店側はロスを減らしたいので、普通より安く提供してくれます。その日売り残りそうなものなので、安全性は保障されています。
こういった『最後まで食べきる』を応援しているサービスなのです!
正式なサービス開始は2018年4月29日と、まだ開始されてから1年くらいしか経っていません。
これから登録されるお店の数が増えると思います。
下記のように、公式アプリだけではなく、公式サイトや公式Twitterもあるのでかなり積極的に活動していることがわかりますね。
- 【TABETE公式サイト】:https://www.cocooking.co.jp/food-sharing
- 【TABETE公式Twitter】:https://twitter.com/tabete_me
Otameshi
Otameshi(オタメシ)はフードロスの解消と社会貢献が同時にできるECサイトです。
サービスは株式会社SynaBiz(シナビズ)という会社によって運営されています。
気になる仕組みは、
- お店に出す商品の基準として賞味期限間近(今すぐに期限が切れるとは限らない)
- 商品パッケージを変更したので、お店に出せない
- 商品を作りすぎてしまった
- 包装にキズや汚れがある(もちろん中身に問題はない)
等々、通常はお店で売ることができなくなってしまった商品を安く購入できるサイトです。
もちろん何故値下げされているのかの理由と共に掲載されているので、安心できます。
それだけではありません。
Otameshiはすべての商品を対象に、売り上げの一部が支援先団体に寄付されます。
さらに、商品購入時に自分で支援団体を選択することもでき、寄付金額も確認可能です。
また、今までは意図的に「商品」という言葉を使っていたのには訳があり、
- 美容・健康品
- 日用品
- ペット用品
これらも対象となるので、様々な人が利用できるサイトであることがわかります!
tabekifu
tabekifu(タベキフ)は、名前の通り株式会社tabekifu (タベキフ)が運営しているサイトです。
会社についても2019年4月11日と設立されたばかりで、このサイトの運営に力を入れていることがわかります。
フードロスの解消と社会貢献ができる点は、先ほど紹介したOtameshiと同じなのですが、日本で初のSNSへの投稿で寄付をすることもできます!
さらに、tabekifu(タベキフ)は下記のアクションによって、社会貢献を目指しています。
- Action1:ユーザ・お客様として
- Action2:飲食店・食物販店として
- Action3:オフィシャル代理店として
- Action4:サポーターとして
- Action5:プラチナサポーターとして
- Action6:コラボ・アライアンスとして
サービスの開始とiphoneアプリのリリースは9月上旬を予定しています。
- 【tabekifu公式サイト】:https://tabekifu.co.jp/index
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フードロスの解消に取り組んでいる会社は続々と登場していて、アプリのリリースも続々と発表されているので利用しやすくなってきてはいますが、日本語に対応しているものがまだあまり多くありません。
世界と比べたら、日本はまだ積極的ではないのかもしれません。
しかし、フードロスが世界的な問題となっていることに変わりはありません!
今からでもできることはたくさんあると思います。
その第一歩として、この記事がきっかけとなれば嬉しい限りです。